アリとキリギリスという有名な寓話がある。アリはコツコツ、キリギリスは遊びほうける。
確かにアリのような堅実さは重要だと思うが、本当にアリのような生活がいいのだろうか。
例えば、アリとキリギリスの一生を考えてみる。生涯コツコツ堅実な生活。キリギリスは散財してその日ぐらし。結果として将来設計もしていないので、老後はお金がなく孤独死。そういうイメージ。
ただ、遊べる時に遊んでいるキリギリスの生活は悪くはないと思う。生涯何もたのしめず、ただ安定して生きているだけのアリ。一方、人生を謳歌しているキリギリス。どちらがいいかというとキリギリスのほうが魅力的だ。
若いうちは体力もあり、いっぱい遊べる。若いうちにしか楽しめないこともあるはず。体が思い通りにならない状態になってお金があっても、もうそういったことに挑戦できない。(ほとんどの人にとって)
最近はキリギリスが魅力的に思える。
※キリギリスはそのまま死んだり、アリに助けてもらったりする話があるが、現実であれば生活保護等他者に助けてもらうこともある。結局やりたいほうだいのキリギリスが保護される社会。そういった理不尽が無くならない限り、アリよりもキリギリスのほうが魅力的ではないかと思う。