国民年金は前納制度がお得




国民年金の支払い方法は、納付書での支払いと口座振替がある。口座振替の場合、翌月末振替、当月末振替、6カ月前納、1年前納、2年前納の5種類の支払い方法がある。

翌月末振替は保険料はそのまま、当月末振替は(早割)、6ヶ月~2年前納は保険料の「割引額」が大きい。

つまり、自営業者や学生等、常に国民年金の支払いがある場合、まとめて払うほどお得になる。

例えは、平成29年の場合、2年前納は15,640円の割引、1年前納の場合は4,150円(2年に換算すると8,300円)、6ヶ月前納の場合は、1,120円(2年に換算すると4,480円)、当月末の早割の場合は、50円(1,200円)、翌月末振替の場合は割引なし。

つまり、2年前納するのが一番お得になる。

2年前納の期限は2月末まで!!!

上記の前納制度の支払額は口座振替の場合。前納での支払方法には、現金払いとクレジットカード払いも対応している。この場合、割引額は減額される。

2年前納は14,400円の割引、1年前納の場合は3,510円(2年に換算すると7,020円)、6ヶ月前納の場合は、800円(2年に換算すると3,200円)。

ポイントは、クレジットカードでの支払いにも対応しているということ。最近はアメックスでのカードの支払いにも対応したことで、ほとんどのクレジットカードでの支払いが可能となっている。

クレジットカードでの支払いのいい点は、ポイントだ。このポイントがカード払いにした時の割引額の減少分、例えば2年前納の口座振替15,640円-クレカ払い14,400円=1,240円に対してメリットがあると思えばクレジットカード払いがいいだろう。

約40万円の支払いなので、1%ポイント還元であれば、4000ポイント手に入る。1ポイント1円であれば、4000円分貯まるので、明らかにクレジットカード払いの方が得。
※クレジットカード払いの場合は、国民年金の支払いがポイント加算の対象なのかどうかも確認する必要がある。

ところで、2年前納した場合の社会保険料控除は、支払った年に2年分所得控除として利用してもいいし、1年(年度)ごと社会保険料控除として使ってもいい。

かなりお得なので、国民年金支払い者は要チェック!

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