車を売ったら税金は




通常、サラリーマンやウーマンが車を売っても、税金を気にしないのではないか。
売るという行為が、下取りという名目であれば、通常の売却のイメージが薄れてしまう。そのため、わざわざ車の売却で確定申告している人も少ないだろう。

ただ、これは脱税ではない。所得税には、税金を課さないという非課税のルールがあり、「一般的」には上記の車の売却もそれに含まれる。しかし、すべての車の売却が非課税になるわけではない。

通勤用に使う車
買い物用に使う車
週末のレジャー用
事業用

これらのうち、上記2つは生活をするうえで必要なので、売却しても税金の申告は不要。下記2つは生活をするうえで「必要」とは言えないので、申告が必要。つまり、レジャー目的で保有している場合、税金の申告の対象になる。

例えば、自動車を2台持っている場合、該当しそうなケースがある。ただし、売却しても利益が50万円までであれば、税金はかからない。

売却(下取り)価格-購入価格=利益

普通の人が、レジャー目的だから税金がかかると理解しているとは思えないので、無申告なケースもかなりあるのではないかと思うが、50万円基準のおかげで特に問題になっていない。50万円基準はなかなかよくできている。

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