税務署もいい加減だなぁと思うとき




税務署は、税金の計算を正しくできると思っている人が多いと思う。しかし、それは答えをみながら問題を教える家庭教師と同じで、実は対して頭のいい人がいないようだ。たとえば、こういうことがあった。

個人で事業を経営していて、家族に給料を払っている。いわゆる専従者給与である。一方、確定申告の所得控除に、配偶者控除や扶養控除がある。本来、この二つはダブルで適用することができない。しかし、この二つをダブル適用しているにもかかわらず、何年もとおってきたのである。

さて、上記のことを今までだれも気付かなかったのか。この程度のことであれば、みつからない可能性もあるだろう。しかし、次のようなことがあった。

上記の申告の際、とある税理士がダブル適用できないために、正確な処理をして、片方をはずしたのである。(ただし、どうやらそのことを詳しく説明していなかった、または、本人が記憶していなかったようだ)

そこで、本人は例年申告していた家族の給与が計上されていなかったため、更正の請求、いわゆる申告を訂正する旨の手続きをし税務署もそれを認めたのである。

つまり、今までと違って、家族を扶養にいれつつ、かつ追加で専従者給与がもれていた、とどうどうと申請して、税務署もその通りです、と還付に応じたのだ。

この税務署の無能さ、どうにかならないものか。
還付する前にチェックしないのか。

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